酒が飲みたい。と言っても、別にアルコールを摂取したいわけではない
結果的にはそうなるし、喉を通り抜ける熱さもその中には含まれているが
重要なのは飲むという行為とそれに付随する感覚
つまりは味であり、体験だ
今、飲んでみたいと思っているのはアーリー・タイムズというバーボン・ウィスキー
理由は「ザンヤルマの剣士」に登場する氷澄丈太郎が飲んでいたから
要するに、それがどんなものか飲んでみたいというわけだ
まあ、酒の話はこのへんにしておこう
マイクアンプ試作用の電子部品やらなんやらを買い込んで金欠だし
買えないこの身が悲しくなる
ここからが本題、人体の半分以上を占める物質、水の話だ
い・ろ・は・す(以下いろはす)というミネラルウォーターがある
一昨日、それを買って飲んでみたのだが
採水地が地元であるためか、湯冷ましの水道水と大差ない味だと感じた
正直、「まあ、こんなものか」程度の感想しか出て来ない
しかし、東京のコンビニで購入したいろはすを飲んだ際には、妙な違和感があった
苦い、あるいは硬いという感覚だ
妙だな、と思いラベルを見て、採水地が異なるということに気付いた
俺の舌が間違いなければ、水の硬度、つまりはミネラルの含有量が違うはずだ
安い舌だという自覚はあるが、自分の味覚は信じている、確認してみようと思った
そして今日、新たに地元のスーパーでいろはすを購入し、両者のラベルを比較してみた
(地元/東京)
採水地:富山県砺波市東保/静岡県駿東群小山町
硬度:30.0/36.9
ナトリウム:0.83mg/0.87mg
カルシウム:0.87mg/1.00mg
カリウム:0.07g/0.13mg
マグネシウム:0.20mg/0.29mg
成程、6.9という数値差がどの程度なのかは、基準を知らないため判断がつかないが
数字の上でも明確な差異が示されている
ちなみに謳い文句は
「富山の良質な大地が育んだ軟水」と「富士山麓の大自然が育んだ軟水」であった
大地と大自然で区別する意味はあるのだろうか、どうでもいいような事だが
余談だが、駅構内の自動販売機でいろはすの280mlペットボトルが100円で販売されており
その間近、目に見える位置にあるコンビニでは520mlペットボトルが105円で販売されている
そんなビックリ体験も経験し、原価はいくらなんだろうかと、またどうでもいい事を考えてしまった
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